更年期って何!

更年期を詳しくしることは、あなたの悩みを解決する早道です。

このページは更年期が気になる方のみご覧ください。

更年期って何! 更年期はいつから? いろいろな症状 症状が強く出るのは
どんなタイプ
病院ではどのような
検査や治療をするの?
更年期に効く薬、治し方? 更年期と間違えやすい病気 更年期を乗り切るために
◇ノニって何! ◇ノニの選び方 ◇ノニの故郷「サモア」 ◇ノニジュースが
出来るまで!
検査で異常なしの「病気」 自律神経って
どんな神経
交感神経と
副交感神経の役割
自律神経失調症の
主な症状
家族はもっと理解を! 4タイプの自律神経失調症
自律神経失調症の
治療法
こころのお話 あなたの家族は大丈夫!

更年期って何!

女性ホルモンの分泌が急激に減少し、ホルモンバランスが乱れるために起こる更年期障害

女性ならだれでも経験するごく自然な体の変化ですが、女性としての喪失感や不調などに悩む人も少なくないようです。周りの人の理解も得ながら、この時期を上手に乗り切っていきましょう。

女性の体は年齢とともにどう変化するの?

初経と閉経は女性の人生の2大ポイント
更年期を迎えると「これで老化の一途をたどる」「もう、女性でなくなってしまう」などと悲しむ女性がいます。

 

更年期は卵巣の働きが終えるだけで、女性の新たな人生のスタートです。

 

女性の体には40種類以上のホルモンが働いてます。

 

心身のバランスよく機能するためにいろいろな働きをしています。

 

女性のライフサイクルはホルモンの変化によって、小児期、思春期、成熟期、更年期、高年期(老年期)の5つに分けられます。

 

「小児期」は卵巣がまだまだ未熟なため、女性ホルモンはごく少量しか分泌されませんが、10〜12歳ぐらいになって卵巣が発達すると女性ホルモンの分泌が増加し「初経」を迎えます。

でも、まだ卵巣の機能は完全ではないため「思春期」の初期には月経不順や月経痛に悩まされたり、心身のバランスがとれず、心が揺れ動いたりします。

徐々に卵巣機能が成熟して排卵が起こり、女性ホルモンが活発に分泌されるようになると「思春期」の後期「成熟期」には、妊娠・出産が可能になります。

30代後半〜40代前半になると、卵巣機能が徐々に低下し始め、50歳前後に「閉経」を迎えます。

この閉経をはさんだ前後10年を「更年期」といい、女性ホルモンの分泌量が急激に減少するために、月経異常やのぼせなど、さまざまな症状が出ます。この中で日常生活にさしつかえるようなものを「更年期障害」といいます。

でも、更年期を迎えたからといって、日常生活に支障をきたすほどの強い症状がすべての女性に起こるわけではありません。

 

更年期を過ぎると「高年期」に入ります。卵巣からの女性ホルモンの分泌は閉経のころ、急激に減少しますが、副腎から女性ホルモンが少量分泌され、女性ホルモン不足を少し補ってくれます。

 

このように更年期は女性の体のごく自然な変化の一過程といえます。

ただ、初経と閉経は女性ホルモンがもっとも大きく変化する時期なので、体が慣れるまでに時間がかかり、心身に変調を起こしてしまうのです。

卵巣の機能が停止した状態に体が慣れたら、更年期の変調もおさまり、その後は多少の症状はあっても安定した時期を迎えますので、安心してください。更年期はよりよい高年期を迎えるための準備期間でもあるのです。

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更年期はいつごろから始まるの?

40代半ば、月経異常が続いて気づく人がほとんど

 

更年期が始まる年齢には個人差がありますが、最も多い閉経年齢が50歳ですから、45歳前後がひとつの目安となります。

閉経年齢が早いか遅いかは、遺伝的要因や初経が早かったから閉経も早いなどということとまったく関係ありません。ただ、患者さんを診ていますと、離婚や仕事のストレスなど、環境因子によって40歳より前に閉経を迎えるケースもあります。

 

40代前半の女性は自分がいつごろ閉経を迎えるのか、不安かもしれませんね。閉経の徴候として最も多いのが月経異常です。月経周期が早まったり、遅れがちになったり、間隔がばらばらになったり、月経の持続日数も2〜3日のときもあれば、2週間も続くケースもあります。月経量は減る人もいれば、増える人もいます。

 

40代半ばになって、月経異常が続いたら「そろそろ更年期に入ったかな」と考えてよいでしょう。ただし、子宮がんによる不正出血なのか、子宮筋腫、甲状腺や下垂体の病気による月経異常なのか区別がつきませんから注意が必要です。

 

月経異常と前後して、突然に顔がカーッと熱くなったり、手足の冷え、発汗、動悸、不眠、イライラなどの症状に悩まされる人も多くなります。

なぜ、いろいろな症状が出るの?

自律神経が乱れ全身に影響を及ぼすため、閉経が近くなって「エストロゲン(卵巣から分泌される女性ホルモン)」の分泌量が急激に減少すると、エストロゲンを以前のように分泌させようと、下垂体から「卵胞刺激ホルモン(エストロゲンの分泌を促すホルモン)」がたくさん分泌されます。

この2つのホルモンのバランスが乱れることによって自律神経のバランスも崩れやすくなり「自律神経失調症」が起こるのです。

最近では、更年期に不規則な生活、将来に対する不安、人間関係等のストレスで交感神経と副交感神経のバランスを崩し、自律神経失調症をおこしている方が多いです。

自律神経は私たちの意思で働きを調節できない神経で、心臓や胃腸、血管をはじめ全身の機能をコントロールしていますので、自律神経が不調になれば、全身にさまざまな症状が出てきます。

とくに多いのが、突然、カーッとのぼせて汗が出て、顔や胸が熱くほてり、動悸がしたり脈が早まるといった症状です。しばらくするとおさまりますが、症状がおさまったかと思うと、次々に違った症状が出ることもあります。

 

いろいろな自覚症状に悩まされ、病院で検査を受けても原因となる病気は見つかりません。

また、症状は一定せず、症状の出方にも波があります。
これを「不定愁訴」といい、更年期の症状の大きな特徴といえます。

 

通常、体がホルモンの変化になじむに従って、自律神経も落ち着いてくるため、これらの症状は次第におさまりますが、症状が強い場合などは症状に応じて必要な治療を行います。

<症状>

血管運動神経系 のぼせ、ほてり、冷え、動悸、頻脈
精神神経系 頭痛、めまい、不眠、耳鳴り、憂うつ感
消化器系 食欲不振、便秘、腹部膨満感
運動器官系 肩こり、腰痛、関節痛、背筋痛
消泌尿器生殖器系 頻尿、残尿感、血尿、性器下垂感、月経異常、性欲低下、性交痛、外陰掻痒感
知覚神経系 しびれ感、知覚過敏、蟻走感、掻痒感
消化器系 しみ、しわ、湿疹、発汗、口内乾燥、眼球乾燥、唾液分泌異常、舌痛症

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症状が強く出るのはどんなタイプの人?

ストレス、本人の性格や体質などが関係します。

更年期の症状の出方は個人差が大きく、まったく自覚症状がない人もいれば、あまり苦もなく乗り切ってしまう程度の軽い人、症状が重くて治療が必要な人もいます。

症状の出方や強さの違いは、次の3つの要因が複雑にからみ合って起こると考えられます。

身体的要因 エストロゲンの減少が急激な人もいれば、なだらかに下がる人も。卵巣の機能だけでなく、体の各組織の機能低下やホルモンの変調に対する適応能力の差、以前から自律神経が失調ぎみかどうかも影響。
心理的要因 きまじめで完璧主義の人やストレスに弱い人は症状が重くなりやすい。閉経を「女性でなくなる」など、マイナスイメージでとらえて、くよくよ悩んで症状を悪化させるケースも。
環境的要因 更年期は子どもの受験や子離れによる孤独感、嫁と姑の葛藤や老親の介護、夫の転勤や定年、薄れる夫婦のきずななど、いろいろな問題を抱えやすい時期。さらに、職場や親類(親の死や遺産相続の問題など)、近所の人たちとの人間関係などの環境的要因がストレスとなって症状を重くすることも。

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病院ではどのような検査や治療をするの?

詳しい問診、血中ホルモン量の検査などで診断

まず、月経の状態をはじめ、いつからどんな症状に悩まされているか、過去や現在の病歴、ストレスを招く環境などを詳しく問診。更年期障害が疑われる場合、血中ホルモン量の検査をします。

 

次に婦人科検診を行い、内診で腟の様子(潤い)、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫の有無を調べ、細胞診などで子宮がん(頸がん、体がん)のチェックをします。エストロゲンの急激な減少によって閉経後、骨粗しょう症にかかる女性が非常に多いので、予防のために骨量の測定も欠かせない検査です。

また、年齢的に乳がんにも注意が必要です。自己検診は早期発見に役立ちます。日ごろから自分でしこりがないかどうか触ってチェックしておきましょう。検診を受ける際は触診以外の超音波検査、年齢によってはマンモグラフィー(X線検査)をする場合もあります。

 

検査を面倒がったり、恐れる人もいますが、更年期は生活習慣病などが発症しやすい年齢ですから、全身をチェックするよい機会と考え、ぜひ検査(コレステロール値を調べる血液検査など)を受けてください。地域の検診や職場の検診を利用するのもよいでしょう。

 

ほかの病気がなく、更年期障害と診断されたら、症状に応じて次のような治療を行います。

薬物療法 ホルモン補充療法と漢方療法、自律神経調節剤・向精神薬の3つが中心。
カウンセリング 不安やうつ状態、不眠などが強い場合や心理的な問題が症状を悪化させている場合などは心のケアを行う。
生活改善法のアドバイス 食事療法、自立訓練法、音楽療法簡単な体操、など、心身ともにリラックスできる生活法などをアドバイスする。

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更年期障害に効く薬、治し方?

ホルモン補充療法と漢方薬による治療、カンセリング

近年、注目を集めているのが「ホルモン補充療法(HRT)」で、ほてりや発汗、不眠、イライラ、腟の萎縮などの症状や、骨粗鬆症、動脈硬化など、生活習慣病の予防に大きな効果があります。この治療法はホルモンの急激な下降がなだらかに行われるように、飲み薬や貼り薬で少量のホルモンを補い、体が無理なくホルモンの減少についていけるようにするのが目的です。

現在は、 更年期障害への意識がたかくなり、多くの病院で治療が受けられるようになってきました。

ですが、更年期障害を乗り切る上で問題がないわけではありません。治療法が必ずしも確立されているわけではないからです。

特に今、不安視されるのがホルモン補充療法です。

男女ともに、更年期障害の大きな要因はホルモン量の低下といわれてます。

それでは、その低下したホルモンを補充してあげれば良いとわけです。
実際にホルモン補充療法を行うと、顔のほてりや不眠など更年期障害特有の症状が大きく緩和され、さらには閉経後の女性に多く見られる骨粗しょう症の予防にも効果的なことがわかっています。

でみ、そうしたホルモン補充療法を安易に行うと、副作用として女性ならば子宮がんや乳がんを、男性ならば前立腺がんの発生を招くと疑われているといわれてます。

 

米国では2002年、閉経後の女性における疾患の発症予防対策を目的に、大規模に実施されていた臨床試験のひとつ・ホルモン補充療法の試験が中止されました。

理由は、ホルモン補充療法が、乳がんや心疾患を招く可能性が高いため、とされているからです。

もちろん、ホルモン補充療法は、更年期障害の数ある治療法のひとつです。

誰にでも処方されるわけではありませんが、治療を受けるにあたっては、信頼できる医師と密に話し合い、慎重を期することが大切だと思います。

日本更年期医学会では、ホルモン補充療法のメリットを示しています。

米国での実験中止はあくまで米国女性を対象としたもので、日本女性にもあてはまるかどうかはわからないと疑問を投げかけています。

そうしていながらも、ホルモン補充療法を行うかどうかは、一人ひとりの患者に合わせて慎重に判断すべき、といわれています。

 

一方、漢方療法は全身の状態を整えて、体の変調に対する調整力を高める働きなどによって、冷えや頭痛、肩こり、めまいなどの症状に効果を発揮します。ホルモン補充療法より気楽に使えるのがメリットです。

ただ、市販の漢方薬は効き目が穏やかですが、副作用が無いというわけではありません。病院の先生に指導のもとで購入したいものです。  

軽症の場合やホルモン療法に不安を持つ人は最初、症状に合わせて向精神剤(抗不安剤・抗うつ薬など)や自律神経調整剤、ビタミンE剤などを処方し、様子を見ます。

また、カウンセリングにおける更年期障害の治療の主体は、食事療法、自律訓練法等の心理療法、日常生活のアドバイスなどによるものです。

更年期と間違えやすい病気

症状 考えられる病気
月経異常 子宮筋腫、甲状腺機能の異常
ほてり、のぼせ 高血圧、心臓疾患
手足や腰の冷え 貧血、低血圧、心臓病、ノイローゼ
動悸、息切れ 貧血、肥満、狭心症、心筋梗塞
頭痛、頭が重い 目、鼻、耳、歯、甲状腺の病気、くも膜下出血、脳腫瘍、高血圧、肩こり
疲労感、倦怠感 貧血、内臓の病気
手足のしびれ 頸椎や腰椎の変形、慢性関節リウマチ
耳鳴り メニエール病、中耳炎、腎臓病の薬の副作用
めまい メニエール病、内耳の病気、高血圧、脳腫瘍
頻尿、残尿感 膀胱炎
むくみ 心臓病、腎臓病

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更年期を乗り切るために

食生活を注意しよう

肥満、高脂血症、骨粗鬆症を予防する食事を 栄養バランスのよい食生活が基本ですが、とくに注意したいのが肥満です。

更年期になると、基礎代謝量(何も活動しなくても消費されるエネルギー)が減少するうえ、どうしても運動不足気味になり、若いころと同じ量を食べていると太ってしまいます。また、コレステロールの増加を抑制する作用のあるエストロゲンが減少するため、血液中のコレステロールが急増します。

エストロゲンには骨量を維持する働きもあるため、不足すると骨粗鬆症になる危険があります。

 

これらを予防するためには、

  • ・肥満の原因となる脂肪分の摂取をできるだけ控える。
  • ・コレステロールを多く含む動物性油脂を控える。
  • ・コレステロールを減らす「不飽和脂肪酸」を含む植物油や魚を多めに摂る。
  • ・カルシウムを多く含む食品を意識して摂る。
  • ・カルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含む食品をカルシウムと一緒に摂取する。
  • ・その他、たばこは老化を早め、動脈硬化の原因になるので禁煙をおすすめします。

※更年期を乗り切るために心がけることは? 自分をほめ、プラス志向で楽しく過ごそう

適度な運動がとても大切

更年期を乗り切るのに運動はとても効果的です。肩こりやひざの痛み、便秘や動悸、息切れなどの症状の改善や肥満、骨粗鬆症の予防だけでなく、抑うつ気分や不安など、心理面への効果も大です。

ウォーキングや水泳、水中エクササイズ、自転車こぎ、エアロビクスダンス、ヨーガなど、自分に合った運動を選び、“継続は力なり”ですから、無理のない程度に毎日続けるようにしましょう。

テレビを見ながらや布団の中で、体を思い切り伸ばしたり、横になって意識的に全身の力を抜くなど、簡単なことでもリラックス効果があります。

自分の世界、趣味を持とう。

夫や子どものことから離れた自分自身の世界を持つことはとても大切です。 音楽演奏や書道、絵画、粘土細工などの創作的活動は五感を刺激して、ストレスや疲労回復に効果的。また、友だちとのおしゃべりやボランティアなどの社会参加、生涯学習のための通信教育などを生活に取り入れるのもおすすめです。

更年期を乗り切るには、性生活も重要な要素。

更年期には腟に潤いが少なくなるため、性交痛を感じる女性が増えます。

そのため、セックスが味気ないものになりがちですが、男性主導型のこれまでの性への思い込みを捨てましょう。相手にしてほしいこと、嫌なことを伝え合い、お互いを思いやる性生活を送ってください。

男性との性交=性器の結合という思い込みを改め、触れ合い、抱き合うだけでも性を楽しむことは十分できると思います。閉経前には排卵の時期も不規則になりますから、それぞれに合った避妊をすることも大切です。

自分を犠牲にしてがんばりすぎるのはやめましょう

更年期障害を訴える人はどちらかというと生真面目で、自分を犠牲にしてでも家族や周囲の人のためにがんばってしまう人が多いようです。他人より自分を大切にしてがんばりすぎるのはやめましょう。部屋の整理や料理、仕事、自分の顔、姿など、自分のよいところを見つけて「よくやった! 偉い!」と自分をほめましょう。

ホルモン補充療法を受ける場合の男女の注意事項

男性 前立腺がんの検診を年1回受ける必要がある。
女性

次の人は決して受けてはいけない。
・乳がん、子宮がん患者と既往者
・血栓症、塞栓症の既往のある人
・心不全、腎不全、肝疾患により水貯留のある人
・肝機能障害のある人

次の人は、受けないほうが望ましい。
・子宮筋腫、子宮内膜症の人
・高血圧の人
・インシュリンを必要とする糖尿病の人

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検査で異常なしの「病気」 自律神経って
どんな神経
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